TVer広告の視聴完了率は最大94%。テレビCMと並ぶ高い認知効果が、数字で証明されています。
目次
この記事でわかること
- TVer広告の視聴完了率・クリック率の実績値
- 認知→検索→CVへとつなぐファネル設計の考え方
- 効果測定で本当に見るべき指標(VCR/CTR/CPA)
- 効果が出やすい商材・業種の特徴
TVer広告の視聴完了率はなぜ高いのか
「動画広告って、すぐスキップされてしまうんじゃないの?」そう思っている方は多いかもしれません。でも、TVer広告はちょっと違います。 TVer広告には、スキップができないという大きな特徴があります。そのため、15秒CMの視聴完了率は約94%、60秒の長尺CMでも91%という驚異的な数値を記録しています。YouTubeなどのスキップ可能な動画広告では視聴完了率が30〜50%程度とも言われる中、これは大きな差です。 見た目には同じ「動画広告」でも、スキップできるかどうかで効果はまるで変わります。TVer広告はドラマや映画を集中して見ているユーザーに、ちゃんと最後まで届く広告なんです。 さらに、2026年1月時点でTVerの月間アクティブユーザーは4,470万MUBを記録し、国内最大規模の動画配信プラットフォームに成長しています。広告主数も2,780社に拡大し、2025年度のTVer広告売上は前年比166%という急成長ぶり。市場が急速に拡大しているのは、「効果がある」と感じた広告主が増えている証拠でもあります。 —認知→検索→CVへ:TVer広告のファネル設計
TVer広告は、効果の種類を「段階」で理解することが大切です。 第1段階:認知(広く届ける) まずは「この会社・商品の名前を知ってもらう」フェーズです。テレビCMに近い感覚で、視聴者の意識に刷り込んでいきます。効果の測定には、インプレッション数や視聴完了率(VCR)を見ます。 第2段階:検索・関心(興味を持ってもらう) TVer広告を見た後、視聴者が「なんかあの会社、気になるな」と指名検索するかどうか。ここでの指標は「指名キーワードの検索ボリューム変化」です。広告配信期間中に指名検索が増えれば、認知効果が出ているサインです。 第3段階:CV(問い合わせ・購入) クリック後のランディングページでの行動を追います。CTR(クリック率)やCPA(1件のコンバージョンあたりのコスト)で測定します。 ポイントは、TVer広告を単独で完結させようとしないこと。認知を獲得して、リスティング広告やSNSで刈り取るという設計が効果的です。 —効果測定で本当に見るべき3つの指標
① VCR(Video Completion Rate=視聴完了率) TVer広告で最も重要な指標です。「何人が最後まで見てくれたか」を示します。15秒CMで90%を下回るようなら、クリエイティブや配信ターゲットを見直すサインです。 ② CTR(Click Through Rate=クリック率) 動画を見た後に広告バナーをクリックした割合。TVer広告のCTRは0.1〜0.3%程度が一般的です。ただし、TVer広告の主目的は「認知獲得」なので、CTRが低くても視聴完了率が高ければ十分な効果が出ていることもあります。 ③ CPA(Cost Per Action=コンバージョン獲得単価) 1件の問い合わせや購入を獲得するのにかかったコスト。業種や商材によって大きく変わりますが、TVer広告は「認知広告」の位置づけなので、下流の広告(リスティングなど)と合わせて総合的なCPAで評価するのが正解です。 —効果が出やすい商材・業種の特徴
TVer広告の視聴者は「テレビに親しみのある層」が多く、20〜50代を中心とした幅広いユーザーが集まっています。以下のような業種・商材は特に相性が良いと言われています。 相性の良い業種:- 地域密着型のサービス業(飲食店、美容院、リフォームなど):地域ターゲティングを使えば、近隣住民に効率よく届けられます。
- ブランディングが重要な業種(不動産、金融、医療系):TVer広告の高い視聴完了率は、ブランドイメージの定着に効果的です。
- 商品単価が高い・比較検討が必要な商材(BtoBサービス、高額商品):即購入より認知→関心→問い合わせのファネルが自然に設計できます。